「木星」今季初撮り+WinJuposを試す
台風の影響でしょうか東京も明日からは曇&雨模様がしばらく続きそうな気配です。
ならばと、今のうちに月が煌々と照らすなかだけど「木星」なら撮影には支障ないと思い1日の夜遅く撮影の準備開始。
で、どうせなら大赤斑を入れたいので赤斑の中央通過予想時刻の午前2時ごろに撮影できるよう目覚ましをかけて撮影スタートです。
雲が少し多めでしたが、シーイングも思いのほかよさそうで何とか撮ることができました。
今季初めての撮影です。

ぐうぜんにも衛星の「イオ」が撮れてました。
・撮影日時 2023.9.2 02:11
・Vixen VC200L + Extender2x + 2xバロー (合成FL=7200mm)
・QHY5Ⅲ174C
CaptureAreaは「480x300」に設定、 Gain 300、 Exposure 21、180s
・EQ6PRO
・SharpCap4.0、 AutoStakkert!3、RegiStax6
【追加編集】 「WinJupos」で作図してみました。

ならばと、今のうちに月が煌々と照らすなかだけど「木星」なら撮影には支障ないと思い1日の夜遅く撮影の準備開始。
で、どうせなら大赤斑を入れたいので赤斑の中央通過予想時刻の午前2時ごろに撮影できるよう目覚ましをかけて撮影スタートです。
雲が少し多めでしたが、シーイングも思いのほかよさそうで何とか撮ることができました。
今季初めての撮影です。

ぐうぜんにも衛星の「イオ」が撮れてました。
・撮影日時 2023.9.2 02:11
・Vixen VC200L + Extender2x + 2xバロー (合成FL=7200mm)
・QHY5Ⅲ174C
CaptureAreaは「480x300」に設定、 Gain 300、 Exposure 21、180s
・EQ6PRO
・SharpCap4.0、 AutoStakkert!3、RegiStax6
【追加編集】 「WinJupos」で作図してみました。

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スパイダーの光芒を軽減できるか?
反射鏡のスパイダーの光芒がいかにも「星」という感じで、屈折にも疑似スパイダーを取り付けては光芒を楽しんでおりましたが、
最近、この光芒を打ち消すアイテムが頻繁に出回っているのをみて、買うのもしゃくなので自作して効果のほどを確かめたく色々調べてみました。すると
「serge bertorello」のHPにそれらしき説明があったので、それに基づいて作図してみました。

手持ちの「VC200L」に合わせて縮図して黒紙をカッターで切り抜き、仮組ならぬ仮置きしてみました。

なんかうまくいきそう・・・
撮影本番に間に合うよう、再度丁寧にカットして「VC200L」の厚さ4mmのスパイダーに貼って結果を見てみたいと思っています。
でも、光芒は見ていていかにも「宙」という感じで落ち着くんですよね。
最近、この光芒を打ち消すアイテムが頻繁に出回っているのをみて、買うのもしゃくなので自作して効果のほどを確かめたく色々調べてみました。すると
「serge bertorello」のHPにそれらしき説明があったので、それに基づいて作図してみました。

手持ちの「VC200L」に合わせて縮図して黒紙をカッターで切り抜き、仮組ならぬ仮置きしてみました。

なんかうまくいきそう・・・
撮影本番に間に合うよう、再度丁寧にカットして「VC200L」の厚さ4mmのスパイダーに貼って結果を見てみたいと思っています。
でも、光芒は見ていていかにも「宙」という感じで落ち着くんですよね。
第2回の星空観察会の成果は?
猛暑が続く都心で何とか「SAO」
今年の東京は降雨少なく、雲多く、高湿高温の日々が続くなんとも異常な年となりました。
こんな時に遠征などとてもとてもです。
が、何とかいいものが撮れないものかと悶々としている毎日です。
なので、カラー撮影は無理だとしてもナローならこの時期の都心でもいいかもと、少しづつ撮っては貯めてた画像を処理してみました。
対象は時期的に光の影響が最も少なく、夜半に天頂付近にある「白鳥座」の「NGC7000周辺」としました。
処理にあたっては、特にFlatを重視しましたが、何せ都心の超光害でかぶりがすごく、色相調整もさることながら大幅にトリミングをせざるを得ませんでした。
また、Ha線は比較的良く撮れますが、S2やO3の撮影は厳しく、撮影枚数をかなり多く撮ってみました。
・撮影日:
Ha(7nm) 6/16 6/17 G300 Ofs20 300s×10 600s×10 900s×5
O3(7nm) 7/16 7/17 G300 Ofs20 180s×54 300s×50
S2(7nm) 7/23 7/24 7/25 G300 Ofs20 300s×40 600s×30
・撮影地:都心の自宅ベランダ
・鏡 筒:サイトロンED66Apo(400mm) + 0.8xレデューサー
・カメラ:ZWO ASI1600MM-Pro(冷却-10℃)
・ガイド:130㎜ミニ + QHY5LⅡM
・赤道儀:EQ6Pro
・ソフト:APT4.1 ステラショット2 ステライメージ9 フラットエイドPro
※ Dark Flat FlatDark 処理 (FlatはLEDパネルでAPTのFlatsAidで処理)
※ 通常色相シフト調整はPhotoShopで行われているようだが、特段の対応
はせずステライメージのレベル調整で3画像を見ながら調整した。
「SAO」画像です。

参考までに「AOO」です。

こんな時に遠征などとてもとてもです。
が、何とかいいものが撮れないものかと悶々としている毎日です。
なので、カラー撮影は無理だとしてもナローならこの時期の都心でもいいかもと、少しづつ撮っては貯めてた画像を処理してみました。
対象は時期的に光の影響が最も少なく、夜半に天頂付近にある「白鳥座」の「NGC7000周辺」としました。
処理にあたっては、特にFlatを重視しましたが、何せ都心の超光害でかぶりがすごく、色相調整もさることながら大幅にトリミングをせざるを得ませんでした。
また、Ha線は比較的良く撮れますが、S2やO3の撮影は厳しく、撮影枚数をかなり多く撮ってみました。
・撮影日:
Ha(7nm) 6/16 6/17 G300 Ofs20 300s×10 600s×10 900s×5
O3(7nm) 7/16 7/17 G300 Ofs20 180s×54 300s×50
S2(7nm) 7/23 7/24 7/25 G300 Ofs20 300s×40 600s×30
・撮影地:都心の自宅ベランダ
・鏡 筒:サイトロンED66Apo(400mm) + 0.8xレデューサー
・カメラ:ZWO ASI1600MM-Pro(冷却-10℃)
・ガイド:130㎜ミニ + QHY5LⅡM
・赤道儀:EQ6Pro
・ソフト:APT4.1 ステラショット2 ステライメージ9 フラットエイドPro
※ Dark Flat FlatDark 処理 (FlatはLEDパネルでAPTのFlatsAidで処理)
※ 通常色相シフト調整はPhotoShopで行われているようだが、特段の対応
はせずステライメージのレベル調整で3画像を見ながら調整した。
「SAO」画像です。

参考までに「AOO」です。
